ファーストコンタクト
きっかけは、随分前に言われた嫁の一言。
「だぁ(私の呼び名)の考えてる事をまとめ欲しい。メルマガみたいに定期的に見れるか何か記録として残してもらえるといいかも。」
という事で、過去に自分が経験したことを踏まえて、
「自分の思考の全てを自分の家族のために伝えたい」と思ってブログを始めました。
なぜブログなんかするのか?
それは、「考え方が変わるだけで見える景色がこんなにも違う物か!」という事を自分自身が体験したからである。
そして、「理解する・しない」「受け入れる・受け入れない」は別として、「自分の大切な家族には伝えるべき」と思ったからである。
という事で家族のために始めたブログなので、
間違えて第三者の方がこれを見て「おお!そうか!」と思って実践して大失敗しても
「そんなもんは知らん」でありますのであしからず。。。
と言っても、我が愛する家族にはしっかりと責任はとりますぞ!
さて、堅苦しい言い回しはここまでにして、ここからは普段の会話調で言いますね。
「考え方が変わるだけで見える景色がこんなにも違う物か!」と先に書いたけど、これだけははっきり言える。
「本当に変わる。マジで!」
例えるならライザップだな。テーテテッテッテ テーテテッテッテ
おいらの後輩でもライザップみたいに激変したやつがいるよ。
それまでは謎の病気(ホントに原因不明の奇病)やら何やらで・・・覇気がないというか死人みたいだったけど、あるきっかけで気持ち(というよりセルフイメージ)が変わった事で、今や自分で会社を立ち上げる企業家になってしまった。
まるで別人!
冗談抜きで雑誌の裏表紙にある「いかがわしいピラミッドネックレスでも買ったか?」と思ってしまう程の激変ぶりだ。
因みに、おいらが変わるきっかけになったのは義理の兄の学君からもらった1冊の本「成功者の告白」と、「潜在意識」をテーマにした自己啓発のネット教材だったし、ライザップ級の激変を遂げた後輩の場合は「時元層」という気学(占いではなく統計学らしい)に基づく行為を実践しただけ。今も継続中で時元層歴10年位。
一般の人から見たら「どちらも怪しい」と思うかも知れないけど、当人は「藁をも掴む思いで必死に這い上がろう」とした訳で、結局のところ他人に何と言われようが「効果があれば何でもいい」わけ。
ほんと、きっかけなんて何でもよい。
ここからはおいらの昔時代を少しだけ話します。
就職する20歳~35歳位までは、自分の事を本当に「死神」と思っていた。
理由は簡単。
就職して働くとそこの会社の業績が極端に悪化し、気に入った店を見つけて通うと「閉店」に追い込んでしまう。
旅行では予約したバスの乗客名簿に名前がないし、後輩の大学サークルのイベントで実施されたビンゴゲームで1等(ペアのハワイ旅行)をゲットするも、運営者側のサクラが「嘘ビンゴ」する前にホントのビンゴ(何と5回でビンゴ!)になったため、1等なのにまさかの「景品無し」になるし、言い出したらきりがないほど。
因みに、「死神履歴書」なんて物があればこんな感じかね~
22~25歳 某国産ディーラーへ就職
就職する前年にバブルがはじけ、就職した年から年々業績悪となる。自分が退職する年にはあまりの業績悪化ぶりから外国メーカーの傘下となってしまう。
25~26歳 医薬品卸会社へ就職
営業初経験。入社当初より全く成果が出ない赤字社員となり、仕事も面白くないため退職。退職した2年後に倒産。
26~27歳 焼き鳥屋(屋台村)へ就職
働き始めた時点で2Fと3Fのフロアにある半分の屋台が「閉店」しており数か月後に残った店舗を1つのフロアに統合。その後屋台村の閉鎖が発表される。
27~30歳 焼き鳥屋(自営)
自分を含め3人で店をオープン。2ヶ月で開店資金の元は取ったが、その後の客足が悪すぎてオープン3ヶ月後に従業員2人をクビにする。その後は1人で店を切り盛りしたがやる気のなさ=売り上げダウンとなり、徐々に売り上げが落ちていく。その後、赤字月を初めて出した時点で閉店を決断。
30~38歳 貿易商社の品質管理
会社設立して4年目に就職。設立時から増収増益を繰り返し達成し、自分が就職した年が売り上げのピークとなるが、入社1年間はボーナス受給資格がないため恩恵を受けられず。入社2年目のボーナス受給資格を得られた時より会社の業績が悪化し始める。ほどなくして家族手当や住宅手当がカットされる。結局ボーナスの満額支給も3回だけであった。
入社4年目には全ての手当とボーナス支給が無くなり、入社当初より永遠の下っ端であったため、もうすぐ38歳を迎える誕生日プレゼントの代わりに人生初の「クビ」宣告を受ける。
いや~、自分で言うのもなんだけど、「よくまぁ、ここまで転職したな~」とあらためて思う。
とにかく、「あまりにもバカすぎた20代」と「そのつけが金銭として帰ってきた30代」は本当に自分が底辺にいたと自覚できるほど酷かったな~。
「自信がないくせに馬鹿にされたくない」
「努力はしたくないけど凄いと思われたい」
「日曜の夕方になると言いようのない不安に襲われる」
「ふとしたことで楽に死ねたらいいなと思う事が度々ある」
「金持ちの父親を憎んでいるが困った時は母親経由で援助してもらう」
「周りには自立しているように見せかけて、やばくなったら親を頼る」
と、まあ思い出したら切がないほど出てきそうだけど、一言でまとめると
「自分に対する他人の評価がとても気になる」
だったんじゃないかと思うよ。
だって「実力がない」事は自分自身が一番分かっているからね。
とにかく人に「実力なし」を見せないように(というかバレないように)する事で必死だったような気がする。
ほんと、30歳までがあまりに酷すぎて、30歳から就職した会社でボコボコに絞られたよ。立ち振る舞いから考え方から・・・ほんと、何から何まで。
自分があまりにもバカすぎたため、最初はそこの会社にいた上司全員が「エリート集団」と本気で思ったからね。
「凄い所に就職できた!」と当時のオイラは本気で思ったけど、いや~、我ながらスバラシイ。当時のバカっぷりに。
しかし、この経験がなかったら今の自分が無いと思うと、つくづく「人生に無駄なことなど一つもない」と感じるよ。
と色々書いてはみたけれど、初回はここまで。
次回は人生をかえるきっかけとなった出来事についてです。
ではまた。